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AED講習。
確かに一般の人に対して、AEDというものがどんなものなのか、広く知ってもらうという点では有効だろう。
しかし、自主防災会として、やらなければならないことは別のところにあると思う。
例え地域住民による素人集団だったとしても、行政主導で設立された組織である以上、
イザ災害が襲ってきたときに、会が機能しなければ何の意味もない。
阪神大震災のような大地震が発生したときなど、消防・救急等のプロ集団が現場に到着する
までの間は、災害現場の住民がいかに活動できるのかにかかっている。
例えばAEDに関しては、一般の人のようにAEDをただ何となく体験するというような
レベルでは、イザ本番というときに、果たして有効に活用できるのかが疑わしい。
なぜなら、AEDは人工呼吸や心臓マッサージ等の補完手段としての役目が大きく、ただ単に
機械が操作できたとしても、人工呼吸や心臓マッサージが併用できないと効果も上がらない。
一般住民と同レベルの体験で済ませるのではなく、自主防災会たるもの、イザというときに
一次救助活動が機能するように、一連の知識はつけておくべき。
少なくとも、自分の地域にはどこにAEDがあるのかさえ知らないようでは、自主防災会として
機能できるのかどうか心もとない。