釈迦はセニャニ村のウルウェラを訪れ、そこで解脱を得、輪廻からの解放を達成した。

しかし悟りを経た直後の釈迦は、当初は教えを説くことに消極的であった。
釈迦は、自らが得た法(ダルマ)のことを「流れに逆らうもの」と表現していた。

そこで梵天が現れ、一部の人たちは悟ることができるであろうから、
教えを説くよう釈迦へ懇願したのであった(梵天勧請)。

「どうか教えを説いてください。
穢れの少ない者たちもおり、彼らは教えを聞かなければ堕落してしまうが、
教えを聞けば法を悟ることができるでしょう。」

釈迦はそれに応え、「流れに逆らうもの」としながらも、その教えを説くことを決意したのであった。