ただそもそも、今回の展開は女性視聴者からもすこぶる評判が悪い。美和子は同性に嫌われるタイプの女であるようだ。

「日テレの水曜ドラマは、これまで『ごくせん』や『14才の母』、『東京タラレバ娘』など、女性を主人公にした女性視聴者向けのドラマを量産して高視聴率を記録してきました。同作は、およそ10年ぶりに男性が主人公。あくまで向井くんの視点を通した女性向け作品ではありますが、平均視聴率は世帯4.8%、(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と世知辛いものです」(同)

良作ではあるものの視聴率に結びつかない理由は、��ポリコレ色�≠ェ強いのが一因だという。

「同作は、女性側が『結婚しなくても幸せになれる』『男性から��守る�≠ニ言われてもピンとこない』など、新しい女性の価値観を色濃く反映している作風。向井くんの相談相手である坂井戸洸稀(波瑠)も、ランチに3500円のうな重を向井くんに奢れるような女性で、登場するメインの女性陣は恋愛に頼らずに自立している人が多い。

これは結婚という恋愛価値観を大事にしている女性視聴者からすると、自分が否定されているようでイラッとくるのでしょう。女性向けでありながら、女性の敵のような作品でもあるのです」(ドラマライター)

世界的なヒット作の映画『バービー』(2023年8月11日公開)や『トイストーリー4』(2019年7月12日公開)も同じようなフェミニズム・ポリコレ理由で、国内では不評を買っている。

悲しいかな、日本ではまだ広く受け入れられる価値観ではないようだ。