「のん」という名前になって、「能年玲奈」という生身から解き放たれて
なにかこう、ふわふわと得体の知れない存在に変体したように思える。

「のん」が自らを「創作あーちすと」として宣言し、
ペインティングする様は、
まるでかつての「能年玲奈」という存在を上書きして塗りつぶしてゆく作業のようでもある。

「創作あーちすと」とは、自身の「開放」と「創造」なのである。