テレビはネットに追いつかれたどころじゃない。今やのみ込まれ、凌駕されつつある。

その節目が今年のように見える。それはハレー彗星などのように、
「今まさに夜空に見えます」
と言われても、 どこかピンとこないけれども、あと何年かして、2018年が転換期だったと分かっていくようになるのではないか。

テレビの現場にいると、それはひしひしと感じる。家電のテレビコーナーに並ぶ最新テレビはリモコンの一番上に
「ユーチューブ」
などネット動画の閲覧ボタンがついているし、10代から20代の男女に
「テレビ見てる?」
と聞くと、 十中八九、
「見てません」
と言う。スマホを触りながら。

その昔、学校の教室で、その前の日にお茶の間で見たテレビ番組の話題をし、
皆で盛り上がったことなど、彼らには知る由もない。
彼らはネットで動画を見て、ニュース速報も、テレビをつけるよりツイッターなどを閲覧していく。

何かあれば、その場でコメントをつけるだけ。テレビはもはやマスメディアではないのだ。