JR東日本は24日、宮城、福島両県で最大震度6強を観測した地震で被害を受け、一部区間で運休していた常磐線の運転を再開した。東北新幹線の一部運休が続く中、品川−仙台間が乗り換えなしで行き来できるようになった。

運転が再開されたのは、原ノ町駅(福島県南相馬市)と新地駅(同県新地町)の間。一部で徐行区間があるため、いわき−原ノ町間で10分程度、原ノ町−仙台間で30分程度、それぞれ通常より時間がかかるダイヤになっている。

また、いわき−原ノ町間では一部列車の時刻が変更になっているほか、原ノ町−仙台間は運転本数が通常の7割程度となる臨時ダイヤを組んでいる。品川−仙台間の直通列車は1日4往復。福島県内から仙台までの一部区間が臨時快速列車となる、特急「ひたち」として運転する。

全線で運転が再開されたこの日、今回の地震で震度6強を観測した福島県相馬市では、屋根をブルーシートで覆った住宅が沿線に点在する中を、常磐線の列車が走り抜けていた。