『スッキリ』「お約束」が引き金になったペンギンの池への落下、「やってはいけない行為」で笑いをとること
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanabeyuki/20230325-00342673

最近では、回転寿司店で備えつけ醤油の差し口を舐める利用客の映像が拡散されるなど、外食チェーン各店での迷惑行為がクローズアップされた。
数多くのテレビ番組は出来事を報道し、それらの行為を非難した。
該当店舗も被害届を提出するなどの対応をおこなった。

ただ、外食チェーン各店での迷惑行為と今回の『スッキリ』の池落下になにか大きな違いはあるだろうか。
どちらも悪質性が高いことに変わりはない。
ましてやテレビ番組は多数の人が視聴するもの。
迷惑行為を助長する恐れもある。
なにより外食チェーン店の迷惑行為と『スッキリ』の池落下に通じるのは、「やってはいけないこと」を「やる」、それが「笑える」というノリ。

たしかに外食チェーン店での騒動には「お約束」に近い笑いがあった(実際に笑えるかどうかは別として)。
その点で、テレビ業界は「やってはいけない」の「お約束」についてはいろいろ見直すべきタイミングなのかもしれない。
すくなくとも、周囲に危険を与えるかどうか、視聴者にどんな影響を及ぼすのか、そういった状況判断のもとでスタッフと出演者の間で意見を共有しなければならない。

春日俊彰と日本テレビの伊藤遼アナウンサーは「やりすぎた」としてペンギンたちに向かって謝罪したが、そのやり方も、腹ばいになって額を地べたにこすりつける形だった。
明らかに笑いをとろうとした態度であり、まったく筋違いだった。
では一体誰が、どのように指示してそのような謝罪になったのか。
これは日本テレビとしてはっきり説明する必要があるだろう。