2101年、人類は自らを不老不死の人間“サピエンスX” (さぴえんす・えっくす)にアップデートさせることに成功していた。
しかし、このアップデートは、胎児のうちに行われると、稀に深刻な自傷行為を繰り返すようになってしまうという大きな秘密を抱えていた。
サピエンスXとして生まれた少年ギルもまた、母ニンスの死をきっかけに抑えられない自傷衝動が生まれてしまう。
しかも同時に、母を殺した使用人エンキドゥに対する殺意も抑えられない。
しかし、母はギルに、エンキドゥとともに、ある場所へ行くように遺言を残したという。
母とエンキドゥの間には何かあったのか。
そして、サピエンスXの存在が示す人の生きる意味とは。

本作品「ギルとエンキドゥ」は劇作家・樋口ミユさんによるオリジナル脚本のラジオドラマです。