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> Windowsタブレットとアマゾンタブレットって、何処がどう違うの?

Windowsタブレットはマイクロソフト社が開発したシステムソフトで、アマゾンタブレットはグーグル社が
開発したAndroidをアマゾンがカスタマイズした、FireOSというシステムソフトで動いている
WindowsタブレットではWindows搭載のPCと同じソフトが使え、FireOSではAndroidスマホに搭載された
ものと同じソフトを使うことができる

以上の回答では満足できない人のために、もう少し詳しく話をすると――

タブレットのシステムソフトというのは、専門的な用語では Operating System (基本ソフト)と呼ばれて
おり、英語の頭文字を取りOSと呼ばれることも多い
基本ソフトの役割はコンピューターを効率よく使えるようにすることで、次の基本機能を担当している

 1.複数のプログラムから送られてくるコマンドの実行順序を決める
 2.複数のプログラムが利用するメモリーを配分し管理する
 3.ユーザーが利用するデータをファイルとして統一的に管理する
 4.タッチパネル、液晶画面、スピーカー、カメラ、USB、SDカードなど本体につながれた様々な
   機器(デバイス)の状態と入出力されるデータを管理する
 5.ユーザーが利用するアプリを起動しユーザーの操作を実行する

大雑把にいうと、OSは上のような仕事を受け持つ縁の下の力持ちで、私たちがタブレットやPCを使うとき
には、すべて間接的にOSを通して命令を実行させているということになる

いちいちOSを経由させないとタブレットを動かせないというのは、一見、不便に見えるかもしれないけど、
タブレットの頭脳であるプロセッサは、一般の人間には理解しにくい細々としたコマンド(命令)で処理を
実行しており、プロセッサを直に動かそうとしたら、プロセッサの専用コマンドを学習する必要があるうえ、
やりたいことを行うためには膨大なコマンドを実行させる必要があるため、命令に少しでも誤りがあると、
タブレット(コンピュータ)がすぐに暴走したり止まったりしてしまうという危険性もはらんでいる
そのため、コンピュータにはシステムを守り、ユーザーの処理を上手に代行するOSが必要となる

それにしても、やっていることが同じなら、なにもWindowsとかアマゾン(Fire)とか分ける必要ないじゃん、
と思うだろうけど、両者はまったく別々の国で別々の人間により別々の目的で開発されたものであるため、
現在はこういった異なるものが並立する状態となっている

現在のWindwosの大元となるOS、WindowsNTを作り上げたのは、企業むけコンピューターOSの開発畑を
歩んできたデヴィッド・カトラーという企業育ちの技術者、一方、アマゾンタブレットOSの大元となるLinuxを
作り上げたのは、リーナス・トーバルズという計算機科学を専攻する学生だった
前者は、米マイクロソフト社の商品として開発されたもので、後者はフィンランドの学生が趣味で開発した
OSという大きな違いがある

マイクロソフト社がWindowsNTを開発した理由は、それまでのMS-DOSというOSをベースにした Windows
では、上にあげたOSの機能1〜5のすべてに対して問題を抱えていたためで、日進月歩で性能向上して
いくパソコンの処理能力に対し、そのままではOSの機能が追いつかなることが目に見えていた
そこで、マイクロソフト社は、性能が向上していくパソコンに適応できるだけの機能を備えたOSをゼロから
作り上げるという大プロジェクトを始動させる決断に踏み切った

運命の偶然は面白いもので、ほぼそれと同時期、フィンランドの片隅でも、企業向コンピュータに搭載され
てたいたUnixという高性能なOSと同じ機能を持ったOSを、趣味で自作しようと思い立つ若者が現われる

ただしこの話には前段階があり、Unixと同等の機能を持った互換OSについては、リチャード・ストールマン
というカリスマ的プログラマーが率いるGNUプロジェクトという組織が先行して活動しており、この組織では
すでにUnix互換OSを開発するための道具、プログラミング言語、高機能なエディタやデバッガなどが既に
開発され無料で公開されていた

リーナス・トーバルズという若者がLinuxというUnixの互換OSを開発しようと思い立つ背景には、すでにそう
した開発用のツールが十分に準備されていたという事情も手伝っている
そしてLinuxというOSの最大の魅力とアドバンテージは、WindowsNTと違い、無料で公開され誰にでも利用
できるという点で、それが現在の安いタブレットの普及にもつながっている
というわけで、(この板の字数と行数制限のため)話はここまで!