動画や音楽は作品毎に音量が異なるため、ストリーミングサービスではユーザーが作品毎に
ボリューム調整しなくても良いように、再生時に作品毎にボリュームを自動的に下げて
どの作品でも同程度の音量で聞けるようにしている

音源はサーバーでエンコード時に、統合ラウドネス(その作品の平均音量)が測定され保存される
各配信サービス毎に再生基準音量値が設定されており、統合ラウドネス値が基準値より大きい場合
再生時にその分ボリュームを下げて出力する、例えば6dB大きければ6dB下げるなど

これが「Loudness Normalization」「Dialnorm」というもので、出力ボリュームを下げるだけなので
ダイナミックレンジは変わらない
https://aes.org/wp-content/uploads/2023/01/20210914_stream_loudness_slides-pg-30-resized.gif

Prime Video/Netflix/Disney+/Apple TVなどの動画はセリフがある時の平均音量を測定し
作品毎に再生時のセリフ音量が同程度になるよう出力ボリュームが自動的に下げられているが
ダイナミックレンジは変わらない
https://i.imgur.com/qGuby8P.png

しかしこの機能と併用してDRC(Dynamic Range Control/Dynamic Range Compression)を使うと
上記の平均音量を基準として、作品中の大きな音を下げ小さな音を上げるという音量調整が働き
ダイナミックレンジが狭くなる

映画やドラマなどを小音量再生で観る時に有効な機能で、大きな音が出るシーンでも大きな音は下げられ
シーン中の小さな音は上げられているので聞きやすくなる https://i.imgur.com/QAUkC6L.jpeg