インタビューでは、こう明かす。
―なぜ自伝「自作自演」を出そうと思ったのですか。

椎名「はい。きっかけは、東京事変の解散です。ほら、私って未練たらしいじゃないですか。別れてしまってから、凄く虚無なんです。つまらなかったんです(笑)」

―(笑)

椎名「それ以前は、自伝なんて出せるような立場じゃない、滅相もない なんて思っていました。元々『裏方』に回る予定でしたし、出す気はありませんでした。」

―『裏方』のはずが表沙汰になってるじゃないですか(笑)

椎名「ある意味事件ですよね。」

―東京事変と出会わなければ椎名林檎は変わらなかった、と。

椎名「そうですね。今年は活動の節目ですし、『歌い手』として経験してきた事を、贔屓していただいている皆様へ惜し気もなく絞り出そうと思いました。需要もあるんじゃないかなと思いましたし。」