―ところで、なぜ「自作自演」という名前で出したんですか。

椎名「(笑)…きっと皆様もご存知だと思うんですけれど、デビューして間もない頃、『新宿系自作自演屋』を名乗っておりまして。」

―やっぱりそこから取ったのですか(笑)

椎名「ええ(笑)新宿系なんて名乗っていたのはまだ子供だったので、若気の至りでした。今思うと、私の過去は重荷だったんですよ。ついさっきその言葉を言うのも恥ずかしかったんです(笑)」

―その「至り」もこの自伝に書いてあるんですね。

椎名「そうです。今の私は『新宿系』なんて似合わないし、毒毒しいので、『自作自演』というタイトルにしたんです。まあそれだけの意味じゃないんですけど。」

―私は、「自作自演」という言葉に椎名林檎の人生というものを感じましたよ。

椎名「よく気付きましたね(笑)一応、それは歌手椎名林檎の職業といいますか、肩書きみたいなものです。
それを背負ってずっと『椎名林檎』を『演じ』てきたんですよ。」

(引用元:SWITCH 2013年 12月号 P52 一部)

昨年の東京事変の解散から、曲を出しつつも、『裏方』へと回り、
新たな旅立ちを見せた椎名林檎。
これからの活動も楽しみである。

椎名林檎 自伝
「自作自演」
2013年11月25日 発売
価格3,500円(税込み)