ディライトワークスからはFGO PROJECTクリエイティブディレクター塩川 洋介氏が登壇し、
同社が掲げる「ただ純粋に、面白いゲームを創ろう。」という開発理念が実際のゲーム作りの現場にどのように浸透しており、
どういうアウトプットが生み出されているのか、その裏側を公開しました。

塩川氏はゲーム作りの世界で約20年の経験を積んできましたが、しばしば「なぜゲームを作ろうと思ったのか?」と立ち返ることがあるそうです。
その答えはやはり「面白いゲームを作りたかったから」という理由に帰結するそうです。
だからこそ、ディライトワークスの開発理念である「ただ純粋に、面白いゲームを創ろう。」
には「ものづくりに専念したいクリエイターの理想郷を目指す」という強い想いが込められています。

セミナーでは、ここでしか聞けない貴重な講演内容が多々ありましたが、
中でも印象的だったのは、ディライトワークスのゲーム作りの現場に“政治”は存在しないということ。
会社の中と外との関係も含めて“政治”的なことを避けて通れずに頭を痛める、そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
社内外における“政治”的なことというのは、大抵はおもしろさとは無関係で、それを聞いてしまうと判断軸がぶれてしまいます。

大事なのは「どういう価値を生むのか」、「どう面白いのか」という軸で判断することだと考えること。
そのためディライトワークスには、「部長が言っているから正義だ」といった“政治”的な文化はないそうです。
他にも、KPI(Key Performance Indicator)だけで判断をしないなど、面白さを追求するための話が多々ありましたが、
すべてのことが「面白さに繋がるか」という観点で考えられ、ゲームをつくっている姿勢が一貫していることを感じました。

「ただ純粋に、面白いゲームを創ろう。」とは、一見すると普通のことですが、クリエイティブにかかわる人であれば、
実際に体現するのは難しいことはよく理解をされていると思います。
スマホだけでなく、ハードやジャンル、プラットフォーム、サービス形態を問わず、ただ純粋に面白いゲームを追求し、
つくっていくというディライトワークスはまさに「ものづくりに専念したいクリエイターの理想郷」ではないでしょうか。
講演後の懇親会には多くの人が参加し、塩川氏と話をしてみたいというクリエイターが長蛇の列を作るなど、最後まで盛りあがったセミナーとなりました。

「ただ純粋に、面白いゲームを創ろう。」という理念のもと、塩川氏が開発を牽引するディライトワークスでは
『FGO』を中心にさまざまなゲームを企画・開発・運営していますが、現在も複数の未発表タイトルを開発中とのこと。


マジかよ塩川が君臨するDWはクリエイターの理想郷だった