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2018年01月07日
介護リフトで生活変わった 脳性まひの女性 自宅を公開
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018010790071238.html
http://ttammakko24.livedoor.blog/archives/2381088.html

 脳性まひで手足が不自由な川崎市の松浦明美さん(57)が、介護リフトを備え付けた
自宅を重度の障害者らに公開し、自らの生活ぶりを紹介する取り組みを始める。
リフトは市販されているが、障害者の自宅設置費を補助する自治体の制度などはあまり
知られておらず、行動範囲を広げてくれたリフトの魅力を伝えたい考えだ。(山本哲正)

 先月下旬、川崎市多摩区のアパートの一室。天井からつるされたハンモックのような
リフトに揺られながら、松浦さんは居間の隅にあるパソコンの前に移動した。

 台所やトイレ、浴室など、天井のあちこちにリフトのレールが張り巡らされている。
自力で歩けず、普段は床に座って過ごすが、室内を移動したい時はヘルパーの女性に
リフトに乗せてもらう。女性がリモコン操作で持ち上げた上で、手を使ってレール伝いに
移動させる。女性の「動かすよ」という声に、松浦さんは「はいよ」と答える。
息の合ったやりとりは、日に何度も繰り返される。

 一歳で脳性まひと診断され、現在は一人暮らし。
布団から起き上がる時など特定の場所で使う固定型リフトを利用していたが、
五年ほど前にショートステイで訪れたNPO法人療育ねっとわーく川崎(多摩区)の施設で、
より広く動ける天井走行型リフトを体験。「これなら好きな場所に動ける」と実感した。

 昨年三月、同法人が営む今のアパートに引っ越したのを機に、
川崎市の補助制度を利用し、自室に天井走行型リフトを設置した。

 「パソコンの前から移動して冷蔵庫を開けて水を飲む。こうしたことでも胸が弾む」。
今の生活を満喫している。
ヘルパーの負担も軽減され、「ちょっとした移動も頼みやすい」。
その魅力を身障者や家族らに知ってもらいたいと、自らの半生をつづった本を出版し、
ブログも始めた。