菅首相に9.7退陣決断…「緊急事態宣言」延長で解散できず“再選戦略”も吹き飛ぶ

ギリギリ解散できる余地を残したつもりだったが
 東京など6都府県に発令されている「緊急事態宣言」は、結局、9月12日まで延長されることになった。さらに、新たに7府県にも追加発令されることが決まった。8月31日までだったはずの「緊急事態宣言」が延長されたことで、菅首相の“再選戦略”も吹き飛んでいる。

 菅首相は、9月29日に予定されている「自民党総裁選」の前に「解散・総選挙」を行い、リスクの高い総裁選は無投票で乗り切る戦略を描いていた。しかし、「緊急事態宣言」が9月12日まで延長されたことで、9月中の「解散」は、ほぼ不可能になった。

 このままでは、先に総裁選を迎えることになる。総裁選が実施されたら、秋に総選挙を控えている自民党議員の多くは「菅首相では選挙の顔にならない」と考えているだけに、菅首相は敗北する可能性が高い。
 このため、総裁選を前に退陣を決断したようだ。オリンピック強行による様々な不祥事、コロナ制御不能など、自業自得の退陣となる。