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 ハーバード大の運営幹部は、こうした不安を和らげる取り組みを全くしていない。
同大の広報担当部署は9日午後、筆者のコメント要請に応じなかった。
同大は同日夜、幹部18人の連名で「中東での戦争」と題された、
あいまいな内容の声明を出した。声明はハマスをやんわりと批判しただけで、
残虐行為を称賛した学生グループには全く言及しなかった。
10日になってようやくクローディン・ゲイ学長が
「ハマスによる残虐なテロ行為を非難する」と表明したが、
ハマス擁護の声明は非難せず、その声明と距離を置いただけだった。
学長は「いかなる学生グループも、たとえ30の学生グループであっても、
ハーバード大学やその運営幹部の考えを代弁することはない」と述べた。

 アウシュビッツからの生還者の孫で、ドイツ系ユダヤ人の歴史の研究者である筆者は
これまで、ゲーテやベートーベンを輩出した国の文化水準の高いドイツ国民が
ナチスドイツによるユダヤ人虐殺に理解を示し、
ましてや熱狂的支持を示したなどとは信じられずにいた。
しかし今はそれを信じられる。ここで同じことを目の当たりにしたからだ。

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――筆者のJ.J.キムヒ氏はハーバード大学博士課程でユダヤ人の歴史を専攻する学生