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安定的で高出力、二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギー、そして何より最も安価な原子力発電
――そうした「神話」にいかに安易に惑わされていたか、悔悟の念が深まる。
そして、原発にかかる費用を立地から核燃料使用後に生じるバックエンドコストまで含めるという視点
から、再生可能エネルギーとのコスト比較を行った上で脱原発を提言する大島氏の強い想いが
胸を打つ。氏はまた放射性廃棄物の最終処理という人類が直面している難題に挑戦していく若い世代
の出現を訴えているが、それは通説を覆し、最適な電源構成と発送電体系をいかに創出していくかを
問い続ける大島氏への期待に重なる。
今、この瞬間にも行き場のない核のゴミが生まれている。