日本の排ガスを地球の面積で割る意味はないだろう。
世界の排ガスを地球の面積で割るなら、それで陸地面積と海洋との比、都市化偏在などから異論が出るだろう。

地熱発電の冷却塔の影響について今、わずかな発電量で既に出ている筈がない。
冷房用のクーラントの影響の方が何倍も出ているだろう。

問題は、地熱の発電総量にある。

地熱が、日本の発電量の何割かを満たせるだけ可能だとか、いや全部を満たせるとか、そういうレベルでの影響の予測についてだ。

そのようなレベルは、少なくとも地殻熱流量の桁上の話になる。
つまり再生可能エネルギーではなくなる。
現在の地熱発電も、発電総量の減少を見る限り再生可能エネルギーではない。
温泉発電や、今より一桁上の発電量、または、一桁上の敷地面積である必要がある。

そして地殻熱流量の1桁上での排熱の問題。 それは年間 兆kwh という単位になる。
排熱の量は、日本の面積で割れば、放射平衡温度を0.5℃以上上げるだけの量が増える。

理由は、熱効率が極端に悪い事にあり、それは地熱が地下にオープン系で蒸気を得るという仕組みそのものからの制限だ。

さらに、排熱は、冷却塔から地下からの水蒸気の6割が気化され潜熱として放出される。
そのため、地下の水量がそれだけ減少し、それは日本の面積で割れば 今現在の海面上昇率の3倍にもなる。

冷却塔からの水蒸気は周囲より軽く、上に昇り、潜熱は無風であれば夜間に雲を作り上空から暖める。
昼間は太陽で温められ、雲は消える。
水蒸気の平均滞在日数は10日。 10回それが繰り返される=潜熱は10倍に増幅される。
また見えない程の薄い雲であっても散乱はそれなりに行われ、夜間の放射冷却を防ぐ。

もちろん冬には凝結は地表付近で行われ、霧、霜の形で消費されるためあまり影響はない
夏場に最高気温の上昇という形で現れるだろう。