経産省が対策に乗り出す「怪現象」、地熱発電の出力が下がってしまう
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1310/22/news082.html

地熱発電は安定した出力が取り出せるという意味で、再生可能エネルギーの優等生のはずだ。
ところが出力が変動してしまう。それも下がる方向への変動だ。これを抑える技術を5年間で開発する。

どうすれば防ぐことができるのか
 枯渇を防ぐには3つ方法がある。第1は発電所の出力を適切な規模にとどめておくことだ。
第2は取り出した蒸気・熱水のうち、発電に利用しない熱水を再び地中に戻すこと、
第3は人工的に水を注入することだ(図2)。

なぜ問題が放置されてきたのか
理由は複数ある。多額の資金を投資したのにもかかわらず、
地熱発電所を数カ所(5カ所)しか新設できなかったことが1つ。
もう1つは約10年前に政策上、原子力に開発資金を投入することが決まり、地熱への資金がなくなったことだ。
ただし、311の後、原子力のような危険なエネルギーよりも地熱などの方が好ましいということになり、足
元を固める今回の予算措置に至った」(資源エネルギー庁)。

実は出発点が違うのでは
問題は地中の様子が十分には分からないことだ。
特に問題なのが熱水・蒸気を取り出した後、周囲から補給される水の量(速度)の推定値に幅があることだ。
ここでもし、推定値の上限値を採用してしまうと、生産量を過大に見積もる結果に至る。