大阪の後発医薬品メーカーの大手「沢井製薬」の契約社員だった男性が、正社員なら解雇まではされないはずのトラブルを理由に雇い止めをされたのは不当で、うつ病にもなったとして、近く、会社に雇用の継続や賠償などを求める裁判を起こすことになりました。
訴えを起こすのは、沢井製薬の契約社員だった大阪府内の48歳のIT技術者の男性で、本人や会社などによりますと、男性は心臓の病気があり、3年前、障害者雇用枠で契約して働き始めました。
その後、去年11月、同じ職場の正社員と、業務について話し合っていたところ、きつい物言いをされ、男性は、正社員に態度を改めるよう求める際、正社員の胸元をつかむトラブルを起こしましたが、互いに謝罪し、解決したということです。
しかし、この一件以来、仕事をほとんど与えられなくなり、今年度は、雇用契約を更新されませんでした。
男性や弁護士は、トラブルは正社員であれば解雇されるほど重大ではない上、解決済みのはずなのに、仕事をなくさせたのは、パワハラにあたるとしています。
また、会社の対応は心臓病への配慮を欠き、男性はうつ病になったとして、会社に雇用の継続と賠償などおよそ350万円の支払いを求め、7日、大阪地方裁判所に訴えを起こすことになりました。