武田薬品、社内取締役4人のうち3人が外国人 創業地の大阪は「重要な地」

武田薬品工業は28日、大阪市内で定時株主総会を開き、再任のクリストフ・ウェバー社長を含む取締役9人が選任された。
社内取締役4人のうち3人が外国人で、国際競争力強化を図る。
長年にわたって同社のトップを務めた長谷川閑史(やすちか)会長の相談役就任も決まった。

総会では同社が昨年から世界規模で進める研究開発拠点の再編について質問があった。
創業の地・大阪の十三(じゅうそう)にある研究所(大阪市淀川区)についてウェバー社長は「重要な地である」と認識を示しつつ「最適化に向けて検討している」と話した。
すでに十三にある臨床試験用薬剤の製造関連の事業については、医薬品受託生産大手、武州製薬(埼玉県川越市)へ譲渡することが決まっている。

株主からは相談役や顧問が「健全な企業統治の阻害要因になりかねない」などとして、相談役・顧問の原則廃止と、長谷川氏の取締役解任を求める2議案が出されていたが、いずれも否決された。

http://www.sankei.com/west/news/170628/wst1706280067-n1.html