コスト抑え安値で集客、カワチ薬品、既存店テコ入れ、チラシ削減、セルフレジ導入。
https://messe.nikkei.co.jp/rt/i/news/132373.html

ドラッグストア大手のカワチ薬品は既存店舗の改革に乗り出す。
業績が厳しい店舗について販促や品目を絞り込み効率を重視した店舗に切り替えるほか、
セルフレジを導入した店舗も拡大する。ドラッグストア業界は出店数が飽和状態にあり、同社はまず既存店舗をてこ入れして競争力を高める。

カワチ薬品は北関東を中心に、店舗面積が1千平方メートルを超える大型店舗「メガドラッグストア」の業態に強みをもつ。
ただライバル企業の出店も相次いでいることや高齢化に伴い小商圏化が進んでおり、既存店のてこ入れ策が必須となっていた。
 新たに切り替えるコスト効率を考えた店舗「ローコスト店」は日用品を他店より価格を抑えて販売し、食品の価格もスーパーと同等に設定する。
山梨県や新潟県、千葉県など同社が知名度でやや劣る地域を中心に展開するほか、業績の悪化していた店舗にも導入する。

通常の店舗では毎週1回チラシを配布する販促活動を実施するが、ローコスト店では月1〜2回に抑える。
また、トイレットペーパーなどでも高価格帯の日用品の品目は絞り込み、安い商品を中心にラインアップする。
浮いた費用を値引きに回すことで、消費者に手ごろな価格の店と印象づけて集客力を高める狙いだ。

同社はローコスト店を5店から30店まで増やす。収益が改善した店舗から、徐々に化粧品やヘアケアなど美容分野を強化した店舗へ切り替える方針だ。
 また、客が自分で購入した商品を精算するセルフレジの導入を、今年度中に数十店増やす方向だ。半年で約3億円のコスト削減効果があったため、
通常の大型店にも設置を検討する。