村田先生が、立命館の高橋教授の説について、東京工業大の入内教授に伺いました。
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皆様
ご報告した「スーパー南海地震」に関する立命館大学の高橋学教授の見解につき、
入口紀男東京工業大学特任教授の感触をお尋ねしたところ、
早速下記の極めて示唆に富む貴重なコメントが寄せられましたのでご報告いたします。
 高橋学教授の見解について、:
<「スーパー南海地震」は、このたった今か、あるいは次の一瞬に起きてもおかしくないと
私は考えています。  この場合、西日本から関東にかけて甚大な被害が発生するでしょう。
東京五輪も開催できなくなるでしょう。でも、真の問題は、たとえば、
福島第一原発の1号機建屋の地上15メートル(3階)のプールに392体の、
2号機建屋に615体の、3号機建屋に566体の、それぞれ使用済み核燃料が
沈められていることではないかと私は考えています。
福島第一原発では、コンクリートでできた3階プールが年々老朽化しながら、
高い放射線量に阻まれて誰も近づけないまま、次の大地震を待っています。
この合計1,573体の使用済み核燃料には、
広島原爆1万5千発分の放射能(セシウム137換算)が含まれています。
いずれか一つのプールからでも水がなくなると、その放射能が福島第一原発の敷地全体を
「照射」するでしょう。
そうすると、もう誰も敷地に近づけなくなるでしょう。あるいは環境に「飛散」したり、
格納容器内に溶け落ちた未使用核燃料が「再臨界」したりするかもしれません。
すると、首都圏を含む東日本の大部分が非居住地域となってしまう恐れがあります。
日本には、合計で、広島原爆100万発分(セシウム137換算)の放射能をもつ使用済み
核燃料があり、各地の原発(運転停止中を含めて)の3階プールや地上の共用プールに
沈められています。別系統の冷却用非常用電源もいつ失われるか分かりません。
いつまでもひびが入らないコンクリートプールなど存在しません。その危うい状況は、
福島第一原発と本質的には同じでしょう。
 添付の図は、Googleの「全国原子力発電所マップ」です。次の「スーパー地震」が
 このマップのいったいどこで起きてくれたら 絶滅危惧種である我われ
日本人は無事に存続できるのか、私には分かりません。>
上記の見解は、地震、津波大国の日本に55基もの原発を建設したことが「巨大な誤り」であったことを改めて想起させるものです。
東京五輪は山積する深刻な課題を無視して準備が進められており、内外からの批判が益々高まりつつあリます
(とりわけ下記追伸の平尾剛氏の立場表明が注目されております)。
東京五輪の前途については南海地震発生の可能性についての評価が決定的要因の一つで
あるだけに、入口教授の見解が及ぼし得る影響が注目されます。」
村田光平
(元駐スイス大使)
 追伸 元ラグビー日本代表・平尾 剛さん「率直に言おう。僕は東京オリンピックは返上すべきだと思っている」
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