自身は現場から離れて時間が経っている場合もあり、理想論を述べたり抽象的な話をする力には長けているが、
指示に具体性や一貫性が欠けていたりすることも多く、それが原因で部下が混乱して業務の遂行に困難が生じる場合がある。
そのような場合でも自身の非は一切認めず、部下にすべての原因があるかのような言い方をする。
部下に過大なノルマや無理難題を突きつけ、達成できないものを無能者として扱う。
仮にノルマを達成しても、その成果を褒めたり、または認めようとせず「できて当たり前」という認識でしか受け止めない。
個人レベルでは人一倍優秀な上、自分と同じノルマを能力の劣る部下や新人にも当然のように押し付ける為、
自分の課すノルマが不適当と気づかない。
自分の指示による失敗を部下のせいにして、会社に報告する。
部下を鬱に追い込んでも罪悪感を覚えず、むしろ自分こそ被害者だと感じる。
現在のクラッシャー上司に多い40〜50代が学生・新入社員の頃は鬱病などの精神疾患をちゃんとした病気だと捉えず、
ただの甘えや弱気でしかないと考える人が多いことも拍車をかけている。
他の社員からは、なぜあんなに部下を潰しておきながら自らは出世するんだ、と不条理の代表例のように語られることもある。
強烈なモーレツ社員であることも多く、誰よりも遅くまで残って業務に専念したり、熱心に勉強を行ったりして
人一倍努力している場合もある。
そのため言動は自信に満ち、専門的知識や業務知識は豊富で、個人としてプレーする場合は
極めて高い能力を発揮する。そのため昇進する機会が多いが、マネージャーとしては致命的な問題が見られ、
部下を精神的・肉体的に疲弊に追い込んでしまう。
いわゆるブラック企業では、クラッシャー上司ならぬクラッシャー経営者であることも少なからずある。
この場合、被害者となりうる部下は中間管理職層である。