企業トップ養成のISL、大学院を来年8月設立 次代の若手にMBA教育

大企業の社長養成機関として知られるアイ・エス・エル(ISL)が2018年8月に、東京都中央区の日本橋で大学院を設立する。革新力を備えた世界に通用する水準の若手世代のリーダー層育成を目指す。
2年の期間で経営学修士号(MBA)を授与する。武田薬品工業の長谷川閑史相談役や日本IBMの北城恪太郎名誉相談役らが運営に加わる。

大学院名は「大学院大学至善館」で、専攻はイノベーション経営。授業は平日夜と土曜日が中心で、社会人も業務と両立が可能だ。
日本人と外国人の割合を半々とし、国際色豊かな教育環境を目指す。インドなどアジアや欧州のビジネススクールと連携していく。

従来のMBAの実践的なビジネス教育を基盤としながら、人格を育てる教育を重視する。歴史、哲学、東洋思想、芸術などを取り入れながら、高い志と優れた人格を兼ね備えるリーダー層を日本や海外の各界に輩出することを目指す。

授業は同じ科目で日本語と英語の双方を用意。留学生らは英語だけを使い卒業できる。社会起業家らには奨学金を用意する。募集人数は1学年80人。12月から願書受け付けを始める。

ISLは社長養成機関として知る人ぞ知る存在で、経営者候補の参加を想定した幹部養成講座の予約は行列待ちだ。日本航空やサントリーホールディングスなど一部上場企業数十社が幹部候補生を送り込んできた。卒業生は16年間で1300人に及ぶ。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2387146024112017EA6000/