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 (´・ω・`) 定時総会、シャイアー買収で質問攻めに 武田薬品・ウェバー社長、株主に理解求める

武田薬品工業が28日開いた定時株主総会は、質疑応答でシャイアーの買収に関する質問が相次いだ。
出席した複数の株主の話を総合すると、約7兆円の買収金額の返済の見込みを疑問視する指摘や、シャイアー側がなぜ買収に応じる必要があったのかと問う声のほか、買収後に武田薬品が配当を維持しつつ利益を計上できるのか疑問視する意見も出たという。

約2時間半の総会のうち、1時間10分程度が質疑応答の時間に充てられた。9人の株主が質問に立ち、うち7人がシャイアー関連の質問をした。

武田薬品の創業家の遠戚に当たり武田薬品のOBでもある原雄次郎氏(88)は、内部留保が2兆4000億円あった武田薬品がナイコメッドやアリアドなどの買収で1兆1000億円の有利子負債を持つ会社になり、さらにシャイアーの買収で7兆円を投じることになると発言。
シャイアーの血友病治療薬と競合する中外製薬の新薬が台頭する中で多額の債務をどのように返済するのかと問いただした。

クリストフ・ウェバー社長は現在の債務レベルはEBITDA(税引き前利益に支払利息と減価償却費などを加算した数字)の1.8倍で、格付け会社から管理可能だと評価されていると説明。
シャイアーの製品に中外製薬の競合品があることは織り込み済みで、リスク分析を行った上での決断だとし、シャイアーがなぜ魅力的な買収案件なのかは買収完了後に詳しい説明ができるとした。

シャイアーが魅力的な会社なら、なぜ独立した経営を継続するのではなく、武田薬品に買収されることになったのかとの質問も出た。

ウェバー社長は、シャイアーは米国に強く武田薬品は日本と新興国に強いことから、両社が強みとする市場の相乗効果が評価されたと分析。シャイアー側にとっても難しい決断だったが、統合でより競争力を発揮できると決断したのではないかと説明したという。

また別の株主は、20年前は売り上げの半分が純利益だった時代があったと指摘。武田薬品がグローバル化を進めた結果、収益性が落ちているとした上で、20年後のビジョンを尋ねた。

ウェバー社長は、20年前は売り上げがピークだったが、研究開発の生産性は十分でなかったと振り返り、現在は重点領域を絞り込み外部との提携を進め生産性を高めていると説明した。

さらにシャイアーの買収により、新薬を世界中で同時に上市し、十分な利益確保ができ、再び研究開発に投入する好循環が描けると強調。買収に理解を求めた。

https://nk.jiho.jp/article/134212