>>137 食品はとっくの昔に売却済み

武田薬品はリストラの一環として、2002年4月1日の調味料(いの一番・だし本番等)事業を麒麟麦酒株式会社(当時。現:キリンホールディングス株式会社)との合弁で設立した新会社「武田キリン食品株式会社」
(後のキリンフードテック株式会社→キリン協和フーズ株式会社→MCフードスペシャリティーズ株式会社)に移譲したのに続き、2005年12月26日、武田食品工業の事業を2006年にハウス食品株式会社と武田薬品の合弁による新会社へ移行し、
設立から18ヵ月後の2007年内を目処にハウス食品が新会社を完全子会社化することを発表した。

武田食品工業の売却について、ネスレグループやロッテなど複数の食品メーカーも買収の名乗りを上げていた。中でも、ロッテは最終交渉段階まで話を進めていた。

しかし、ハウス食品の提示金額が300億円と最も高額であったこと、武田食品工業の本社のある伊丹市とハウス食品が本社を置く東大阪市とが距離的に近く、従業員の転居の負担が小さいことから、武田サイドは売却先にハウスを選択した。

また、ハウスはウコンの力など健康食品事業を重視しており、武田食品工業が培った事業が主力事業として活かされると、長谷川閑史武田薬品工業社長(当時)は述べている。
当時、ヘッジファンドのスティール・パートナーズはハウス食品の株式の7.1%を保有しており、ハウスの持つ550億円の余剰資金を企業価値を高めるために使うよう後押ししたとみられている

2006年4月3日に合弁新会社「ハウスウェルネスフーズ株式会社」を設立し、武田食品工業の事業を引き継いだ。これと同時に、看板商品である「C1000タケダ」も単に「C1000」と呼ばれるようになった。
そして2007年10月1日、ハウス食品(旧会社、現:ハウス食品グループ本社)が武田薬品保有分のハウスウェルネスフーズ株を全て譲り受け完全子会社化し、武田薬品は食品事業から完全に撤退した。