研究断念、ベンチャーに継承 製薬大手に広まる「カーブアウト」

製薬企業の間で、実用化の可能性がありながら経営の都合で研究開発を断念した事業を、ベンチャー企業に移す取り組みが広がっている。
大日本住友製薬は15年以上研究してきた痛みの治療薬について「研究の優先度は低い」と経営判断し、ベンチャーを設立して特許権を移転。
独立したベンチャーが実用化を目指している。
新薬の研究開発は莫大(ばくだい)な時間と資金、人材を要するため、同時に進められる数は限られ、ストップするケースは少なくない。
こうした事業のベンチャーへの移転は、新薬を世に送り出す方法の一つとして期待される。(安田奈緒美)

[2019.8.16 産経WEST]
https://www.sankei.com/west/news/190816/wst1908160021-n1.html