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ユーザーが危険にさらされるかもしれないのいうことは百も承知です。
しかし天秤にかけた結果こう判断したのです。

目先のセキュリティリスクよりも、『特定の民間企業に全人類のデータ、経済、そして権力が完全に集中すること』の方が未来の人類にとって圧倒的に危険である。

だからこそEUは、「危ないから閉じる」ではなく、「危なくてもいいから、全員同じ条件で解放して競争させろ」と言っているのです。

Appleに特権を許してしまった場合、EUが恐れているのは「デジタル植民地」です。

つまりEUのメッセージはこうです。

「Appleよ、セキュリティを言い訳にして、すべての権力をポケットに仕舞い込むな。本当にユーザーを守りたいほど賢い企業なら、『他者に解放しつつ、それでも安全を保てる高度な仕組み』を開発してみせろ。」

これがEUが突きつけてる本当の要求です。

「1社が全てを管理する独裁主義」か「みんなで競争する民主主義」。EUは明確に、後者の「自由と分散」を守るために戦っているのです。