〜旅の自慢話  その二〜  衝撃

「北海道の野鳥」はベストセラーらしく、版を重ねている
ので今もその写真が掲載されているかはわかりません。
私が手元においているのは昭和59年5版。

ご存じかもですが私は鳥好きなわりに探究心うすく、
わが町の野鳥本すらぼんやりながめる程度なんです。
鳥ならなんでもいいせいかもしれません。声がきけたら十分幸せで。
「北海道の野鳥」もひょんなことから手にいれましたが、
特に熱心な読者ではない。というわけで、
ある日もただ目的もなくめくっていたんですね。

私は下町生まれの育ちで、大人になってもごたごたした場所を好みました。
今でも郊外の住宅街すら、住むなんて考えられないんです。
だからこそあこがれがあります。
誰もいない土地で、誰も声を聞かない鳥が鳴く。
・・・北海道じゃなくてもたくさんあるけど

で、その日もぼにょーとながめていたのですが、
今まで気づかなかったページをあけると、そこに神がいました。
鳥とは思えなかった。それは確かに、知性をもつ何かものすごい生き物でした。

  (  `∋`) ここで、なあんだと思っちゃいけないよ。まだまだつづくヨ〜

第三話へ つづく