ビートルズかじった人なら誰でも知ってる話だけど・・・。 
1969年。既に空中分解状態だったビートルズだが、ジョン・レノンは「ジョンとヨーコのバラード」を作った。すぐにレコーディングしたいがリンゴ・スターは映画撮影、ジョージ・ハリスンはビートルズに嫌気がさして親友エリック・クラプトンとどこかに逃亡。
ロンドンにいたのはポール・マッカートニーだけだった。 まわりのスタッフはスタジオミュージシャンの起用をすすめるが、ジョンは一声 「イヤ、ポールじゃないとダメなんだ・・僕のバックが出来るのはポールだけなんだ」 と言ってポールの自宅に向かった。
「ポール、いい曲が出来たんだけど、リンゴもジョージもいないんだよ。どうしよう?」
ポールはイヤな顔ひとつせず 「よっしゃぁ、ジョン!僕がなんとかするからすぐやろうぜ!行こう!」
結果僅か一晩でポールはベース、ギター、ピアノ、ドラムス、バックコーラスを一人でやり遂げた。しかもほぼ完璧に。
おそらくジョンとポールの関係が最悪の時期だったはずだが、この話はやはりお互いを非常にリスペクトしていた事がよくわかる。 証言者もたくさんいるし、ポール・マッカートニーもほぼ同じ回想してるから本当の話だろう。

ちなみにこの曲は日本ではあまり人気がないから、僕達も演奏する事はほとんどない。