皇室と多少の縁がある某元華族ご一家が祝祭の宴を催された。
場所は言えないが、東京の山手にあるその御邸で、能登半島地震被災者のこと案じ今回の祝賀は限定された招待客のみでこじんまりとお食事会のみとなったらしい。

列席のお歴々は各界の重鎮ばかり…。日本のエスタブリッシュメントが一堂に会したという趣である。
広々としたダイニングルームで、銀座にある五つ星のレストランから呼び寄せたシェフが腕を振るった料理を、世界的に有名なソムリエが厳選したというワインで味わうという至高のひとときを過ごさせていただいた。

ゴージャス、エレガントといったワードが、邸の歴史を物語っているかのような年代物で重厚なシャンデリアの煌めきの中で乱舞し、ご当家当代の主様やその奥様のまことに雅で高貴な威厳に満ちた微笑みをテーブルの末席から拝しているうちに私の中でこみ上げてくるものがあった。

たった20年前はパチンコに明け暮れ、勝てば大阪鶴橋のホルモン焼屋で特上カルビでビールをがぶ飲み、負ければ立ち食いうどん屋で素うどんですすって飢えをしのいで、西成区内の公園の隅に段ボールとブルーシートで作った「小屋」へと涙にくれて帰っていた私が今こうして、超一流の人たちの宴の末席を汚している身分へとの
し上がったのである。

世界でも指折りの投資家となって、時には世界中のVIPから投資や財産管理の相談を持ちかけられる私に対して、嫉妬と羨望まじりの罵詈雑言が私の耳に入ってくる…
しかし私はそんな雑音を歯牙にもかけない。むしろ憐憫の情をもって温かく見守っている。

私をカスオという人と勘違いしている↑の人は、かつての私の姿と同じで、こういう種類の負け組の人たちと時には掲示板などで接して、人生勝ち続けていないとまたいつかこの人たちのように哀れで惨めな毎日を送らなければならぬ…、と反面教師とし
て見ているのである…