徹底解説!都心上空飛行新ルート|NHK NEWS WEB
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12月19日 22時45分

新宿、表参道、渋谷、代官山。東京の繁華街や住宅街の上空を大型の旅客機が日常的に飛ぶようになるかもしれません。今、羽田空港に向かう航空機の飛行ルートが大きく見直されようとしています。
国は東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに羽田空港の国際線の発着回数を大幅に増やすため、都心上空を通る新たな飛行ルートを設定しようとしているのです。
どの街の上空をどれくらいの高度で飛行することになるのか、騒音や落下物の心配はないのか、東京の都心上空の新飛行ルートを徹底的に検証しました。(社会部記者 今村清人)

あなたの街の上空を航空機が飛ぶ

都心上空を飛行する新たなルートは、羽田空港に到着する2つのルートです。天候のよしあしで経路は異なりますが、どちらもまず、埼玉県の上空を東から西に向かって進み、県中央部を通過しながら左旋回し、徐々に高度を落として東京方面へと南下していきます。

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埼玉県内ではいずれもおよそ1800メートルから900メートルと比較的高い高度を保ちます。そして、東京に入ると東側ルートでは、豊島区や練馬区方面から新宿、表参道、白金高輪、品川とまさに都心上空を南下し、羽田空港に着陸することになっています。

それぞれの高度は、新宿駅がおよそ850メートル、表参道がおよそ700メートル、白金高輪駅がおよそ550メートル、品川駅がおよそ450メートルと羽田空港に近づくほど低くなります。

一方、西側ルートは、練馬区方面から中野、渋谷、代官山、目黒、五反田、大井町とこちらも都心上空を南下することになっています。
高度は渋谷駅がおよそ700メートル、代官山がおよそ600メートル、目黒駅がおよそ500メートル、五反田駅がおよそ450メートル、そして大井町駅ではおよそ300メートルと、東京タワーより低い高度を飛行することになります。

午後3時〜7時 1分20秒に1機

どれくらいの頻度で上空を航空機が通過するのでしょうか? 航空機は向かい風を受けながら着陸する必要があるため、これらのルートを通過するのは南風の時に限られます。
時間は、国際線の発着が集中する午後3時から午後7時までの間の1時間を除く3時間ほどの間で、1時間あたり最も多いときで、東側のルートで30機、西側のルートで14機の合わせて44機とされています。つまりおよそ1分20秒に1機の割合で通過することになるのです。