【1年で高層3棟、名古屋駅前300店 リニア期待も“東京・大手町化”危惧】
産経新聞 2017.4.17 20:00
http://www.sankei.com/west/news/170417/wst1704170063-n1.html

 名古屋駅前の高層ビル「JRゲートタワー」が17日、全面開業した。リニア中央新幹線を
見込み駅北東側に計画された三つの高層ビルの最後となる。この約1年で相次ぎ開業した
「大名古屋ビルヂング」「JPタワー名古屋」と合わせ、飲食店など300超の店舗が駅前に
一気に誕生した。

 オフィス仲介大手の三鬼商事は、オフィスフロアで「2万人以上が働く」と試算している。
戦後の復興以降では「東海地区で最大の再開発」(民間調査会社)という。2027年にリニア
が開業すれば東京・品川−名古屋は最短40分で結ばれる。名古屋市によると、27年度に
駅周辺の人の動きが現在より約13%増える見通しだ。

 3棟の高層ビルには、東海地区初の飲食店や衣料品店が多く「集客の起爆剤になる」との
期待がかかる。

 JPタワー名古屋の開発を担った日本郵便の担当者は「来館者数は想定以上だ」と話す。

 だが、東京からの出店が目立つことから、名古屋商工会議所の山本亜土会頭は「駅前は
東京・大手町と変わらないと言われる恐れがある」と指摘。「これが名古屋だ」と胸を張れる
街づくりが重要との考えを示している。

名古屋駅前の高層ビル。右から「JPタワー名古屋」と「JRゲートタワー」。
左手前が「大名古屋ビルヂング」
http://www.sankei.com/images/news/170417/wst1704170063-p1.jpg