山口幸洋氏の論文「準二型アクセントについて」にある記述が興味深い。
要約すると、

「三国式アクセント」と呼ばれる二型アクセントが報告され、
筆者もそれを確かめ、しっかり録音テープもあるが、
近年の調査では、福井市、武生市だけでなく三国町でも全員が無型アクセントと判断された。
この違いは、以前の調査は話者の反応を確かめながら丁寧に行った結果であり、
近年のものは事務的な読み上げ作業であったことによる可能性がある。
その原因はおそらく明治以来の国語教育にある。
福井県では基本的に無型アクセントと言えるにも関わらず、
少なからぬ個人と方法次第では「型」が現れるのではないか。