>>399
そうすると、高起類が無核化した後の体系は、外輪ではなく奈良田方言の外輪バージョンになると思う。
その後について、例えば木部説の大分方言の形成過程に関する説では、上げ核から下げ核へと
核が変化して外輪ができたと考えている。

木部説における大分方言の形成過程に関する説を認めると、外輪と接しており、分布域の内部に奈良田方言や
埼玉特殊アクセントのような反転したアクセント体系が存在する中輪でも木部説の大分方言の形成過程と似た
形成過程を経たのではないかと考えることができる(上野説とは逆に奈良田方言などが古いことになる)
ただ、外輪の場合とは異なり、奈良田方言の体系にするためには、高起有核類で○]○→○○[という
核の移動が起こったと想定する必要がある。これは南北朝京都アクセントの上げ核で起こった変化の逆である。