小保方氏がネイチャー論文で最低4点の図表を捏造・改ざんしたことは、
前述のように理研も認めている。
これまでの流言が「根拠」に挙げた論文や報告書には、捏造・改ざんを覆す要素はない。
したがって小保方氏や共同研究者、理研の名誉回復にはまったくつながらない。

小保方氏は『あの日』の中で、理研に指摘された研究不正2点については反論しているものの、
「知らなかった」「不注意」などの内容にとどまっている。
さらに、残る2点については何も述べていない。
今回の対談でもその姿勢は変わっていない。

STAP細胞問題はそもそも、研究不正の問題だったはずだ。
しかし、14年4月の小保方氏の会見では、
「STAP細胞はあります」と答えた氏の姿ばかりがクローズアップされ、
問題が再現性の有無にすり替わった。その混乱は今も続いている。

この問題を、小保方氏個人の問題にしてはならない。
メディアに今、求められるのは、
科学に詳しくない普通の読者をミスリードしかねない記事ではなく、
問題の本質を追究しつづける態度ではないか。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160607-00000134-sasahi-life&;pos=1

ソース・アエラ