衆院
安倍首相「めくら判」発言 「問題あり」直後に訂正
毎日新聞 2017年6月5日 20時14分(最終更新 6月5日 20時52分)

衆院決算行政監視委員会で学校法人「加計学園」による国家戦略特区での獣医学部新設計画について答弁する安倍晋三首相(右)=国会内で2017年6月5日午前10時12分、川田雅浩撮影
https://mainichi.jp/articles/20170606/k00/00m/010/052000c


決算行政監視委員会で表現を繰り返す

 5日の衆院決算行政監視委員会で、安倍晋三首相が「めくら判(確かめないで判を押すこと)」との表現を繰り返し、直後に訂正する場面があった。

 首相の発言があったのは、学校法人加計(かけ)学園の獣医学部新設をめぐる質疑。首相が民主党政権も新設を検討したと指摘したのに対し、民進党の宮崎岳志氏が、民主党政権の構造改革特区は地方自治体の提案を受けて検討する「ボトムアップ」と説明した。

 これに対し、首相は「構造改革特区というのは(地方自治体から)上がってきたら『めくら判』ですか。上がってきたら『めくら判』じゃない。上がってきたものを精査するわけだ」と述べ、民主党政権が検討したことに変わりはないと反論した。直後に「言葉として問題があるので訂正したい」と述べた。

 また首相は、宮崎氏から同学園の役員を務めた期間や仕事内容をただされた際に、宮崎氏が首相と同学園の加計孝太郎理事長らが写った写真を示したことを批判し続けた。このため、玄葉光一郎委員長(民進党)が「質問にお答えください」と繰り返し注意した。【真野敏幸】