ジョージア州アトランタのジョージア工科大学構内で16日、武器を持っていたとされるLGBT(性的少数者)の学生活動家が、警察に射殺される事件があった。

調べによると、「刃物と銃を持った人物」が大学構内にいると通報を受けた警察が、コンピューター工学専攻の学生、スカウト・シュルツさん(21)と対決す
る形になった。シュルツさんは、開閉式の刃物を手にしていたが、通報と異なり銃は持っていなかったようだという。またナイフの刃は出ていなかったという
情報もある。

学生が現場で撮影した映像では、複数の警官がシュルツさんにナイフを手放すよう命じているが、シュルツさんはこれを拒否。「撃て!」と言いながら警官たち
に近づいて行くシュルツさんに、1人の警官が発砲した。
ジョージア州の捜査当局によると、シュルツさんは運ばれた先の病院で死亡した。ジョージア工科大学警察の警官にけがはなかった。
シュルツさんの母親リンさんによると、シュルツさんは「スコット・シュルツ」として生まれたが、後に「スカウト」と改名。自分は性的に男性でも女性でもな
いと自認していたという。様々な健康上の問題があり、うつの症状で苦しみ、2年前には自殺未遂もしていたという。

女性でも男性でもない性自認のシュルツさんは、「he」や「she」と言う性別を限定する代名詞の代わりに、「they」と呼ばれることを望んでいたという。

2017.09/18
http://www.bbc.com/japanese/41303948