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天宮1号のイメージ(中国有人宇宙プロジェクト弁公室提供)

 地球の周りを回る中国の無人宇宙実験室「天宮1号」が制御不能となり、数カ月以内に地球に落下するとみられることが13日、分かった。
来年1〜2月の可能性が高いとの分析もある。英紙ガーディアンなど海外メディアが報じた。

 大部分は大気圏への突入時に燃え尽きるとみられるが、重さ100キロ程度の部品が地面に落下、有害物質が付着している恐れを指摘する報道もある。
地球上は、海や、人が居住しない地域が広く、人を直撃する危険性は低いが、落下場所の予測は直前まで困難とみられる。

 日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は「落下の可能性が指摘されていることは承知しており、情報収集に努めている」としている。

 天宮1号は中国初の有人宇宙ステーションの建設を目指し、宇宙船とドッキング実験をするために2011年9月に打ち上げられた。
全長10.4メートル、重さ約8.5トン。
13日のガーディアン電子版などによると、天宮1号は16年3月に運用を終え、同年9月に制御できなくなった。
中国は17年10月〜18年4月に落下する恐れがあると国連に通知。最終的に大気圏に突入する際に報告するとしている。


制御不能で地球落下へ 中国の宇宙実験室「天宮」 来年1〜2月か、落下場所の予測困難
産經新聞:2017.10.13 21:41更新