「女性が安心できる街づくりを目指せ」
 秀里 音子(学生 21歳 東京都)

福岡県の路上で女子中学生に声をかけた男が、迷惑防止条例違
反の罪で逮捕された。女性がいきなり見知らぬ男に声をかけられ
た時に受けるストレスの大きさを考えれば、この逮捕は至極当然
の措置であるといえよう。つい先日も、私が道を歩いていると、
見知らぬ男が交番までの道順を訊いてきたので、恐怖を感じずに
はいられなかった。道が知りたいなら近くの交番にでも行けば済
むことであり、見ず知らずの女性である私にそれを訊いてくるな
ど、何らかの不純な動機があるとしか思えない。このような迷惑
行為は厳重に取り締まるべきである。女性が外を出歩くのは何も、
どこの誰とも分からぬ男に声をかけられる為ではないのだ。
ところで、私が住んでいる市では、児童が戸外で危険を感じた
時に避難場所にできる住宅を募り、市が「児童シェルター」とし
て指定する制度がある。だが、戸外で危険に晒されやすいのは児
童に限らない。女性の社会進出が進むに連れて、女性を取り巻く
危険の度合いも高くなる。そこで、どの自治体にも、女性がいつ
いかなる場合でも無条件に住宅・諸施設等を接収し利用できる制
度を設けてもらいたい。女性が安心できる街づくりをする為には、
そこに住む全ての人々の協力が不可欠だと思う。