市立駐車場に車14年以上放置 使用料618万円求め提訴へ 神戸市
2020/11/21 07:00

 神戸市が設置する市立三宮駐車場に乗用車が14年以上放置されているとして、同市が使用者に対し、駐車区画の明け渡しと駐車料金約618万円の支払いなどを求めて提訴する方針を固めた。
関連の議案を11月議会に提出する。
 市によると、2006年3月、当時の指定管理者が問題の乗用車が一定期間止められたままになっていることを確認。
登録された所有者に催告書などを送っても反応がなかったとみられ、14年10月には宛先不明で返ってきた。

 当時、駐車場運用について定めた市の条例に使用期間の制限はなく、長期間置かれているだけでは違法状態にならない。
市は弁護士と相談の末、時間貸しの目的に反していることや、駐車場管理に支障が出ていることなどを踏まえ、訴訟に踏み切ることにした。
勝訴すれば裁判所が処分する。相手方とは連絡を取れておらず、放置の理由は不明。
警察に連絡し、事件や事故の関係車両でないことは確認したという。

 市の担当者は「訴訟の起こし方や訴訟以外の解決策を検討した結果、時間がかかった」とする。
今回の問題を受け、市は今年4月、市立駐車場の使用期間を最長7日間とする条例改正をした。(石沢菜々子)

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202011/sp/0013880360.shtml?pu=20201123