>>563
それだよ
オマエは今、重要なことに気づき始めてる。
音楽弾くより喋った方が聞いてもらえる。
それは、さだまさしがライブで実践していることだ。
彼のライブは3時間のうち2時間はMCだ。
私はこの目で確かめたから間違いない。
噂は本当だったのだ。
彼のMCは、あまりにテンポとネタが素晴らしすぎて、落語家が勉強にくるほど。
しかし彼は中学まで徹底的なスパルタ音楽教育を受けている。ヒット曲も多い。
それでもMCを優先させるのが彼の凄みだよ。

「演奏なんてしたって誰も聴いちゃいない」
それを実践したのがセックス・ピストルズ彼らのライブはめちゃくちゃだ。
単なるセックスパーティーだ。
ここで注目して欲しいのは、さだまさしもセックス・ピストルズも偉大なミュージシャンだ。
しかし、音楽をやってもやらなくても「人気者」なんだよ。
そして、彼らの「判断」は正しいんだ。

いい?
音楽をやっているから人気者になれるわけでも、音楽をやっているから正しい判断力が身につくわけでもないの。
「もともとの人気者」が正しい判断で音楽をやると爆発するだけなの。
これが音楽の「第一の絶望」。
他にも第二、第三の絶望があるわけ。
その壁にぶつかってヒネてしまうような人間は、最初から芸術なんてやらずにマジメに勉強して働けってこと。
「ほう、貴様が『絶望』か。面白い、かかってこい」
そうやって絶望との勝負を受けて立つことができるクレイジーな人間だけが芸術をやる資格があるのよ。
結局それは、ルックスが良すぎたり、頭が良すぎたり、家が金持ちすぎたりして。
「普通に生きるのなんて簡単すぎちゃう」って余力がある人間だからやれるのよ。
あんたらは毎日を生きることすらギリギリでしょ。
だったら音楽なんてやっちゃダメ。死ぬよ。
もちろん、死ぬつもりでやるなら止めないけどね。