>>647
小技を教えてあげるわ。
ギターでチャカチャカやると、ボーカルの声と伴奏の間でマスキングが起きないの。
歌が綺麗に響かない。
それがクランベリーズであれ、ゆずみたいなフォークであれ。
その場合、裏にシンセで薄く単音で空間系ストリングを伸ばして入れるの。
絶対に気づかれないような薄さで。バレるとダサい。
リバーブのかわり。本当に薄くよ。
そうするとバンドの生々しさを残したまま、声に「透明感」が出る。
声にリバーブをかけると機械っぽくなったり、不協の音も伸ばしちゃうから音が濁るのよ。
(例)
ルートがAのときに「レ、レ#、レ」と一瞬ブルーノート「レ#」を歌った場合。
ここにリバーブをかけると、不協のレ#が伸びて、全体の調性をおかしくして、伴奏全てが濁る。

だけど、シンセで「レ」を伸ばせば全体を安定して綺麗に包みこめる。
逆に「レ#」だけを反響音として強調したい場合は、一瞬だけボーカルとユニゾンで「レ#」を叩く。そういうのもお洒落。
「ギターポップ」と名乗ってるバンドでも、全体のサウンドは大抵全てキーボードが支配してる。
ギターとボーカルの隙間を、キーボードでこっそり埋めてるのよ。
あくまで隠し味であって、音楽の本質ではないけど、良いメロできたら試してみるといいわ。

私がエフェクトの話をしたのは、あなたがボーカルのエフェクト処理と「生々しさ」のバランス調整に悩んでいそうだったからよ。
でも、エンジニア的な仕事で悩みすぎちゃうと、楽器の練習や作曲の勉強が疎かになりがちだから。
ちょっと警告しただけよ。