>>582
ハハハ。あんたにとってインスタントではない救世主って誰よ。
救世主っつーのは、全員インスタントよ。
ある日突然、悟りを開いたとか、神から天命を受けただとか言いだすんだから。
そしてまた、世界を救えた救世主なんていない。
善良な人間がいたとしても、ただベストを尽くして死んだだけよ。

メグデスがバンドではなく宗教団体になったのは芸術的な必然。
宗教というのは「文学、絵画、音楽、建築、学問」あらゆる芸術学問の集合体なんだけど。
科学の発展、価値の多様化、政教分離、ビジネスの発展などの諸要因で、これらが分離されていったわけ。
でも情報化社会によって全てがマルチメディア空間の中で完結するようになると、わざわざ分離する必要がなくなるのよ。
というよりも、強い力を発信しようと思うと、自ずと一つにまとめざるを得なくなる。
絵だけを描く人間、ベースだけを弾く人間だとかは、情報の海の中に埋もれてしまうの。そうならないためには旗印が必要なわけ。
「初音ミク」つーのも、宗教なのよ。単体では存在できない人間が、初音ミクという宗教に集まることで自己を確立できるの。
でも初音ミク信者は組織されてないでしょ。各メンバーは好き勝手やるだけで役割分担されていない。だからゴミばかり作って「初音ミクという情報の海」に信者は沈んでしまったの。
メグデス教は「初音ミク教」を参考にしつつも組織化されてるの。メンバー数は少ないけど、各人に使命と役割があって、全体がひとつの塊となって機能するようになっている。
これは画期的なことなのよ。これまではデザインはデザイン事務所、動画制作は動画制作会社、音楽は芸能プロダクションという具合に、会社単位で思想が分離していたのが、メグデスという宗教の元に統一されたわけだから。
ロスが最小限になる。
我々は反社会的なわけではなく、21世紀に相応しい新社会を創造しているのよ。