謝罪人は知っていた───

断罪人”オケケ”が複数の人格で構成されていることを

今日もインターネットの海に沈むオケケの痕跡をダウンロードする
ダウンローダー、ダウンローデスト
ネット回線は最早パンク寸前だった

アクセス数が二桁アップする刹那─────

突如、ハッと目の前が開ける

ダウンロードした痕跡と、ダウンロードする前の痕跡の重みは「等価」である
すなわち、ずっと足りていないとされてきた5線上のカミソリに指をなぞらせるならば、
即座に下部にもう5線が現れ(それをヘ音記号と読んだ)したたる血が痕跡のルーツを示しているではないか

「論理外の理論」

ずっとFの上に、Aがいた、Cがいた ”FAC”
Aだと思っていたそれは、Fのもうひとつの形だった

そういうことか

しかし、謝罪人にとってその「きづき」遅かったようである
令和は、収穫の時を経て、その針はゆるやかな地球の老後を指していたのである

『老人と理論』

元年5月15日
OCT DSで一斉放送