煉獄4層前半攻略戦のさなか、リーダーからPTメンバーにダメージを絞り出せとの通達が下る。
ヒーラーの白、学たちは涙ながらに余裕を持った多めの回復を止める。
タンクの戦、ナも涙ながらにスキル回し優先にして全体軽減を抜く。
最初にヒーラーのリソースが尽きた。
しかし、DPS陣は必死に内丹を炊きミリで生存する。
最後の手段として、ヒーラーはアビヒール以外使わない方法をとる。
ヒーラーは自分の子どものようにPTメンバーを可愛がってきたので、張り裂けそうな想いで散開位置を行ったり来たり。
そうしていると、レンジとキャスがひょろひょろと力ない足で立ち上がり、ヒーラーの前に進み出ました。
そして、お互いにぐったりとした体を背中でもたれ合いながら、突然と芸当を始めたのです。
芸当をすれば以前のようにヒールが貰える、そう思っての行動だったのです。
ヒーラーは号泣した。「レンジ、キャス、もう、いいんだ、もう、いいんだよ…」
四重炎嵐のさなか、レンジとキャスはとうとう力尽きてしまった…