吉回「DLCは開発の早いうちから考えていた、あと暗いのは俺のせいじゃない」

ファミ通インタビュー(24年3月)
――ミシディアの設定は、『FF16』の本編を作っているときにすでに考えられていたのですか?

高井
本編を開発している時点では、まだ詳細な設定はありませんでした。

吉田
DLCを作る可能性を残すという意味で、リヴァイアサンの存在や、あの大波の先に隠れ里があり人が住んでいる、
という設定は早い段階で決めていました。ただ、その時点でロアまですべて書いていたら、
本編の作業が終わらなかったので、「余地を残しておいて、もしその時が来たら……」と話していたのです。
そしてDLCを開発しようとなったときに、改めて設定したという感じですね。


――ミシディアでは澄んだ青空、自然豊かな緑という壮観な風景が広がっていますが、バックグラウンド(背景や景観)のコンセプトを教えてください。

鯨岡
シンプルに、「明るい世界を冒険したい」というところから開発が始まっています。
前廣(クリエイティブディレクター&原作・脚本の前廣和豊氏)からも、「本編の物語終盤からは世界全体が暗くなるので、
つぎの冒険の舞台は明るい場所がいいのではないか」と話がありまして……(笑)。

吉田
自分で散々暗くしたい! 終末感を出したい! と言っていたのに……(笑)。そこでミシディアは緑が溢れる場所にして、
“オリジン”の影響を受けないエリアにするための設定を作りました。