吉田
プロデューサーとして、物量もクオリティも、「よく作りきったな」と感じます。
“ストーリーとゲーム体験をひとつにする”ということは言葉にすると短いですが、
とてつもない作業量と決めごとのオンパレードでした。

そのことで、一生忘れられない思い出になったエピソードがありまして。
体験版にも収録されているゲーム序盤に、ロザリア大公エルウィンと大公妃アナベラがベッドに腰かけて会話するシーンがあります。
そこに映るベッドひとつについてだけで、80人ほど参加しているオンライン会議で4時間ぐらい話し合いました……(笑)。

“ベッドに腰掛けるのか”、“ベッドをどれぐらいカメラに映すのか”、“ベッドのポリゴン数はどうするのか”“シーツを被せるのか”など……。
その際、「このゲームが目指すクオリティに至るには、ここまで決めていかないといけないのか」と驚愕したのを覚えています。