時代の流れは確実に変わりつつあった
発砲補正・視認距離・マップ
そんなさまざまな要素が混じり合いながらそこかしこに溢れ出し
一つの空気を作り上げはじめていた
このアップデートではっきり覚えていることがある
私はTDに乗っていた
車はちょうど岩塊と地肌がむき出しになった荒野の下、
小さな草むらに縮こまるように潜んでいる
私は言葉にならぬ声で叫び始めていた
そうだ、私にはわかっていたのだ
TDは必要なものすべてを奪われてしまった車両であり、
もうこの先、幸せにはなれっこないのだということが

                作家 S・フィッツ>>161
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                 マイ・ロスト・ゲームより